2012年02月05日

初コースの心得

これからコースにデビューする前って、不安と期待でいっぱいですよね。
「みんなに迷惑かけないだろうか・・・」「良いスコアが出せるだろうか・・・」と色々心配することでしょう。反面、前向きに「きっと、ナィスショットも連発できるはずだ!」という思いもあるでしょう。

そこで、コースデビューを間近に控えている生徒さんには、こんなことを聞いています。

私 「初めてコースに出た時、スコアは平均どの位だと思いますか?」
生徒「120位かなぁ・・・」
私 「そのスコアでしたら凄い成績です。ほとんどの方が150以上なんですよ。」
生徒「え〜!?、そうなんですか・・・謙虚に言ったつもりだったんですが・・・」

私 「では150でラウンド出来たとして、そのうちパットは50回としましょう。
   残りの100ショットの内、「これはナイスショット!!」 と思えるのが何球位
   あると思いますか?」

生徒「う〜ん、30球位ですか?」
私 「いいえ、1球かゼロ、99%以上がミスです。」
生徒「え〜!?、こんなに一生懸命練習したのに・・・」

残念ながら、これが現実。それまで一生懸命に練習して、まずまず打てるようになったとしても、です。プレーは急がなければならないし、ボールの行方は気になるし、グリーンが目の前だというのに行ったり来たり。バンカーからは何度打っても脱出できず、気がつけば後ろが3組も詰まってる、という具合です。ときにはパニックに陥ってしまうこともあります。経験者の方はよく知っていますよね。ちなみに私の初ラウンドは184回でした(本当)。 

実は、これを知って初ラウンドを迎えるのとそうでないのでは大きな差があります。知らないままコースに出ると、自分の描いていたゴルフと現実とのギャプに落胆して、ゴルフは「つまらないもの」になりかねません。中にはトラウマになってしまい「二度と行きたくない」と思ってしまうこともあるのです。

しかし、初心者でもこれを知っていればほとんどのミスに落胆することなく、どんどん前へ進むプレーに集中して「1球でもナィスショットが出ればラッキー」となり、初めてのコースでも意外とスムーズに「楽しいゴルフ」でプレーが出来て、「また行きたい!」と思えるのです。

勿論、これはコースデビューの話。それまでの練習やレッスンが無意味になる、という話ではありません。練習やレッスンはコースでのラウンドを重ねていく過程で、後日必ず「成果」として現れてくるものです。

posted by プロゴルファーKAZU at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピリチュアル