2012年03月14日

肩の回転

「肩が回らない」「体重移動が上手くいかない」と思っている多くの人は、「身体か硬いから」或いは「年齢のせい」と感じているかもしれません。しかし、関節などに障害がない限り、ほとんどの人が正しく関節を使う方法をマスターすれば、もっと楽に身体が回転出来るようになれます。(以下右利きの人を対象として)

正しく関節を使うには「レベル回転」を意識する事が重要です。「レベル回転」とは、背骨を軸に膝・腰・肩それぞれの高さが地面と平行に回転する動き。まずは「がに股アドレス」を作り(3/11・がに股打ち 参照)、ティクバックで左肩を地面と平行に右足の前まで動かし、上体が右股関節に乗ることを確認します。

ここで重要なのが、テイクバックで左肩を回す(動かす)時の「肩関節の回転」。これは左腕を遠くへ伸ばしながら肩関節から下、腕全体を時計回りに回転させる動きで、例えば、野球のキャッチャーが右バッターのアウトコースのボール球を捕球する動作と同じ。それによって、左の肩甲骨も一緒に動き、「がに股アドレス」で開放された右股関節も同調して「正しいレベル回転」が出来るようになっていきます。

「肩関節を回転」させれば右股関節に上体が自然に乗せられるようになり、体重移動も無理なく出来ます。その際、頭が右へ動くように感じますがOK。顔の表面(特に両目の位置)が動いて景色も同時に動くためで、実際には殆ど頭の位置に変化はありません。違和感を感じる人は、鏡やビデオで確認してみましょう。

実際には「肩」は回りません。だから「肩を回す」という表現はあまり適切ではない気がします。回るのは「肩関節」。従って「肩関節を回す」いう表現がより適切だと思います。

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2012年03月11日

がに股打ち

プロの多くは「がに股」で構えます。理由は上体をしっかりと捻転させるために必要な両股関節の稼動域の確保。代表的な選手は「石川 遼プロ」や「横峰さくらプロ」。雑誌やTVで見てもよく分かりますね。

「がに股打ち」のポイントは「膝(ひざ)」と「骨盤」。適切な前傾姿勢から膝を軽く曲げ、両膝の向きが正面より外側を向かない程度に「がに股」にします。感覚的にはO脚にするといった感じ。すると骨盤は後ろへ下がるようになり、腰にパワーが入ります。加えて重心位置も下がった感覚もあれば、よりGood。

女性にとっては「え〜っ、こんなの恥ずかしい…」みたいに感じるかも知れませんが、鏡で確認して見て下さい。思ったほど「がに股」にはなっていません。なので思い切って大胆にやってみましょう。但し、両つま先を外側に広げ過ぎたり、両足の裏の母子臼(ぼしきゅう・親指の付け根の膨み部分)が浮いてしまうほど「O脚」にするとホントに変な「がに股」に見えてしまいますので、ご注意を。

最近の女子プロトーナメントでは、選手がよくミニスカートを着用ています。勿論それぞれのプロ独自のファッション性といった部分が大きいのですが、実は「がに股にアドレスするため」といった理由も隠されています。

一見、「ミニスカート」と「がに股」はアンバランスです。ところがミニスカートを「がに股」にしてパンパンに張らせる事で「両膝の間隔を安定してキープ」する事が出来ます。さらに「両股関節の稼動域の確保」は勿論「膝下の動きを制限」する事まで出来ます。これはプロとって大きなアドバンテージ。つまり、ルールに適合したスィングサポートグッズが「ミニスカート」という訳です。 女性の特権ですね。

もうすぐ春です。消極的なゴルフを変えていきたいと感じている女性には「ミニスカート」に「がに股打法」で、ちょっと大胆なゴルフにシフトしてみてはいかがでしょうか。


今日3月11日で東日本大震災からちょうど1年が経ちました。お亡くなりになられた方々、ご遺族の皆様には心からお悔み申し上げます。また、行方不明の方々の一刻も早い救出と、原発事故で避難を余儀なくされている方々が一日も早く元の生活へ戻れる事をお祈りしています。今、幸いにもこうしてゴルフが語れる今の自分の生活に感謝し、微力ながらこのブログが被災者の皆様へのお力になれたら幸いと思っています。



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