2012年03月09日

簡単グリップ

グリップの握り方はとても重要です。「たかがグリップ、されどグリップ」といった言葉があるくらい、グリップを見ればその人の実力が見えてきます。

グリップは唯一クラブと身体の接点です。自分に最適なグリップが決まれば、ボールの位置を含めて自然なバランスでアドレスが作れる事は勿論、トップからインパクトおよびフィニッシュまで軌道が安定しやすくなり、更にはクラブヘッドの正しい動きにも反映されるのです。(以下右利きの人を対象として)

グリップの形は3種類。右手の小指を左手の指に重ねる「オーバーラッピィング」、左手人差し指と右手小指を絡ませる「インターロッキング」、10本の指すべてを野球のバットのように握り左手の親指だけ右手の平の中に入れる「テンフィンガー」といったグリップです。


どの種類のグリップを選択しても構いません。要は自分が握りやすい形でOK。特に初心者の人は「テンフィンガー」が良いでしょう。これが1番易しいです。勿論「オーバーラッピィング」や「インターロッキング」でも構いませんが、重ねた指に痛みがある場合は「指同士を強く押さえない」または「両手の間隔を詰め過ぎない」ようチェックしてみましょう。

一方、難しいのは「グリップの向き」と「手の中の位置」。左右の「グリップの向き」を変えると球筋が変わり、また「手の中の位置」を変えると手首の使い方が変わります。上級者の人は散々頭を痛めてきた所だと思います。

そこで、神経を使わないで手軽に良い形になる「簡単グリップ」をご紹介します。

まず、フェイス面(ボールが当たる面)を下に向けてクラブを地面に置きます。次に右手で「何も考えない」でクラブを拾い上げ、手の平をひっくり返して自分の方に向けます。そのままフェイス面を目標に垂直に合わせて、後は、左手と右手が同じ向きで重なるように対照に合わせてずらします。最後に、左手親指のハラをグリップの真上に乗せて、右手の平の中に包み込んだら完成。左手は小指・薬指・中指の3本で握られていること、右手は親指が脱力していることがポイントです。

このグリップの握り方なら、手首が柔らかく使えるようになり、スィング軌道やヘッドの動きが安定しするので楽にクラブが振れます。特にグリップに不安感がある初心者、或いはリストを柔らかく使いたい(特にフックボールに悩む)上級者にイチ押しです。但し、あまり手首を使いたくない人、違和感が強い人には参考程度にしておいた方が良いでしょう。

posted by プロゴルファーKAZU at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | テクニカル