2012年03月16日

花粉症とゴルフ

この季節になると毎年悩まされるスギ花粉。春が近づくと空気も清清しさを感じてきて、心弾む気持ちの良い季節のはず。ところが花粉症の人にとっては、春は一番憂鬱(ゆううつ)な季節となってしまいます。

私も花粉症の一人で、かれこれ20年以上の付き合い。当初は薬を飲んでも全く効かず、くしゃみ鼻水はもちろん目の充血・かゆみといったら目の玉穿(ほじく)り出してしまいたいほど。おまけに顔中まるで日焼けしたように赤くほてり「自分より酷い花粉症の人はいない」と感じるぐらいの症状でした。

ところがここ数年、実はその頃と比べて症状が大幅に改善しているのです。

それは10年ほど前の3月の事。小さな試合があって県内の某ゴルフ場へ行きました。例年の如くこの年の私の花粉症は酷い症状で、試合とはいえゴルフ場に行く事などまるで「火事の煙の中に飛び込む」ようなもの。なので、出来れば行きたくないのが本音でも、そんな事は言ってられません。

案の定、結果も花粉症も惨憺(さんたん)たる帰り道。かゆい目をこすりながらふと見つけた「アレルギー内科」と書いてある看板。まだ開業したばかりのようで、白壁に小綺麗で落ち着いた雰囲気のある一階建ての診療所。藁(わら)をもすがりたい気持ちだった私は「何か良い薬でもあれば…」と思い切って立ち寄ってみることに。

そこで勧められたのが「矢追インパクト療法」。減感作療法の一種でスギ花粉を含めた複数のアレルゲン(アレルギーの元)を数万倍から数億倍に薄め、腕に3ヵ所皮下注射するというもの。抗体を作りアレルギーに強い身体に体質改善していく治療法で、花粉シーズンの間に数回注射を繰り返すだけ。それに、薬ではないので副作用が全くないというのです。

「そんな都合のいい事あるのかな…」と一瞬思ったのですが、保険対象で医療費も安いこともあって、とりあえず「ダメで元々」やってみることにしました。

治療を受けたその日は何ら変化はなかったのですが、その翌日。「えっ、うそ」というほど不思議なくらい症状が和らいでいるのです。「もう治った!」なんて思いましたが、そう甘くはありません。症状が改善していたのは5日間程で、一週間後にはまた通院。

この療法は注射のたびに症状が和らいでいる期間が次第に長くなります。最初は一週間後、次は10日後、さらに2週間後といった具合に。慣れてくると自分で注射するタイミングを感じ取れるようになります。個人差があるようですが、私の場合は毎年春の花粉シーズンだけの治療で、3〜5回で終わりです。

残念ながら劇的に完治する、といった治療ではありませんし、毎年花粉症の症状は現れます。それでも治療を続けて10年、確かにその症状は改善されてきて、今は本当に楽になりました。但し、根気も要るし、通院し続けるし、注射は痛いし、結構大変。まるで、ゴルフの上達の過程とよく似ている気がします。

よく知られる「年1回一発完治!」のステロイド系薬品の注射ではありません。本気でお悩みの方、サイトを訪れてみて下さい。

坂戸西診療所 http://daigenki.jp

posted by プロゴルファーKAZU at 17:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ヘルシー