2012年04月19日

大波小波

「前半のスコアが良かったのに後半は最悪」、或いは「午前中が悪かったのに午後は絶好調」という事はよくあります。10打も違えばコンペなら「大波小波賞」ですが、願わくば「アウトもインも同じようなスコア」といきたいところ。

「前半と後半(アウトとイン)、どちらも何とか安定させるにはどうしたらよいでしょう?」と質問を受けることがあります。勿論、技術的な修正でショットの安定感が戻る場合もありますが、スイング技術によって「必ず前半も後半もスコアが安定する」という特別な方法はなかなか見当たりません。どちらかと言えば「気持ちの変化」が深く関わっていることが多いような気がします。

まず、スコアが乱れる主な原因を探してみると、例えば「午前中は絶好調だったね !」と同伴者に言われて、内心「午後はもっと良いスコアを出すぞ !」と気張ってみたり、或いは「よ〜し、あと3ホールをパーならベスト更新だ !」と、途中でスコア計算してみたりといった「心の乱れ」はなかったでしょうか。

ゴルフのラウンド中には「流れ」というものがあります。「ゲームの流れ」「リズムの流れ」「気の流れ」など。この「流れ」が安定して初めてスコアが安定します。なので、理由はともかくスコアを気にしだした途端、誰でも「心の乱れ=邪念」が生まれます。「心の乱れ」は「気の流れ」を崩し「リズムの流れ」を止めます。そして、止まったリズムにより「ゲームの流れ」が崩れ、結果的に「スコアを崩す」方向へ導かれてしまいます。そう、「ゲームの流れが変わる」といった表現は他のスポーツでもよく使われていますよね。 

そこで、解決策として・・・

@周囲の「ほめ言葉」に有頂天にならず、クールに感謝する。
A昼休みを含む、ラウンド中にスコアを考えない・計算しない。
Bスコアの乱れたホールがあっても、「なんとかなるさ」と冷静に受け止める。
Cショットが乱れても「心を乱さない」。  etc...

プロでも「アウト31・イン41=72」なんてことは日常茶飯事。なので「大波小波」は特定のアマチュアの人だけに起こる事ではありません。だから「スコアの乱れはゴルフに付きもの」と割り切った上で、ミスをしても「クールに燃えて最後まで集中」出来るようにしておくことが大切。そんな心の準備さえあれば、スコアの乱れを最小限に食い止め「大波小波」は減少するかもしれません。

posted by プロゴルファーKAZU at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピリチュアル

2012年04月15日

グリーンの待機位置

同伴プレーヤーがパッティングをしている時、グリーン上で待機している場所はエチケットとして大変重要です。このエチケットを守れないと同伴者から嫌がられるばかりか、ゴルファーとしての品格が問われてしまいます。

【JGAゴルフ規則2012】を参照してみると、

第1章エチケット
◎他のプレーヤーに対する心配り
●プレーヤーは常にコース上の他のプレーヤー達にも心配りを示すべきで、むやみに動いたり、話したり、不用意な音を立てたりして他のプレーヤーの邪魔になるようなことをしてはならない。
●他のプレーヤーがプレーを始めようとしているとき、プレーヤーはそのプレーヤーの近くや真後ろ、或いはホールの真後ろに立ったりしてはならない。

【パッティンググリーン上】
●パッティンググリーン上では、プレーヤーは他のプレーヤーのパットの線上に立ったりしてはならない。また、他のプレーヤーがストロークをしているときに、そのプレーヤーのパットの線上に影を落としたりしてはならない。
●同じ組のプレーヤー全員がそのホールのプレーを終えるまで、その組のプレーヤーはパッティンググリーン上かその近くで待っているべきである。

と、記述されています。


グリーン上での待機場所は、「ボールとカップを底辺とする二等辺三角形の頂点」が基本。なので、この図の場合はBとDが正解。「自分のボールのライン上だから」「曲がり具合を見たいから」などといった理由でAやCに立ってしまう人がいますが、これはマナー違反。嫌がられます。

ゴルフのマナー・エチケットの理念は「同伴者への気を利かせた心配り」。自分を中心に考えて行動してはいけません。「同伴者が気持ちよくプレーするために自分はどうあるべきか」という事を常に心がけていてこそ立派なゴルファー。その心がけがあってこそ、プレーもスコアも輝いてくるのです。

posted by プロゴルファーKAZU at 02:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ルール・マナー