2012年04月07日

ニアレストポイント

次のショットを打つボールが、サブグリーンやカート道路、排水溝などにあった場合、救済処置として「ニアレストポイント」へドロップすることができます。

「ニアレストポイント」を【JGAゴルフ規則2012】で参照してみると、

■ 救済のニヤレストポイント(Nearest Point of Relief)
「救済のニアレストポイント」とは、次の条件を満たす所で球の止まっている箇所に最も近いコース上の1点である。
( i)ホールに近づかず、しかも
(ii)そこに球を置けば、ストロークをする時に救済を受けようとしている状態による障害がなくなる所。この場合のストロークとは、プレーヤーがもしその状態がなかったら初めの球の位置でストロークしていたはずのストロークことをいう。
注: 救済のニアレストポイントを正確に決めるためには、次ストロークのためにアドレスポジションやプレーの方向やスィングをいろいろと試みる際、救済を求めているその物や状態がそこになかったら使っていたはずのクラブを、プレーヤーは使うべきである。

と、記述されています。といってもなんだか難しいですね。

わかりやすく言うと、「ボールが止まっている所から、クラブを振るためにスタンスが取れる、ホール(ピン)に近づかない、最も近い場所」ということ。また、ニアレストポイントを決める際、距離を測るために使うクラブは、例えば「カート道路が無かったら使っていたであろうクラブ」で測定しましょう、ということです。(下図参照)


A地点もB地点もホールからは同距離ですが、カート道路上にあった場所から、クラブを振るためにスタンスが取れる、最も近い場所はAの方。Bならバンカー越えにもならずに花道から攻められますので有利ですが、残念ながら×です。勿論、これは救済処置なので、最初にあったカート道路上からそのまま打っても構いません。(クラブに傷がつくかも・・・)

ちなみに「カート道路の中央から右にあった場合は右側へ、左にあった場合は左側へドロップ」というルールになっていた頃もありましたが、現在は「ニアレストポイント」にドロップ、という規則になっています。間違えないようにしましょう。

posted by プロゴルファーKAZU at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ルール・マナー

2012年04月03日

春先のゴルフ場

ゴルフはシーズンを通じて同じようなプレーをすることは難しいものです。特に春先の今時期が最も難しいゴルフを強いられます。

理由は芝の状態。日本のゴルフ場のフェアウェイは「高麗芝」、ラフの芝は「野芝」という種類が多く使用されています。そう、冬になると黄色く枯れてくる芝です。

この種類の芝は、毎年桜が咲き始める頃とほぼ同じに新芽が生え始めます。新芽が生え始めているということは、一方で、昨年の芝が最も枯れたり萎(しな)びていて、フェアウェイもグリーン周辺も、土がむき出しになっている場所が多くなる、ということになります。

芝が生え揃っているトップシーズン(6月〜11月)の芝が、練習場の綺麗なマットと同じ状態だとすると、春先の芝は「土の上」と似た状態。また、冬場の間は芝が生長しないので「ディボット跡(芝の削り跡)」も今時期が最多。さらに、5月の連休前後には、新芽に空気を吸わて根を張らせるために、まるで辺り一面カニの住家(すみか)でもあるかのような「エアレーション」という「穴」をあけます。

つまり「土がむき出し」「ディボット跡最多」「エアレーション」という、最も難しい条件が重なるのが4月〜5月上旬、つまり「今時期」だというわけ。

こうしたことから、この時期のゴルフは思うようにスコアがまとまりません。なので、工夫が必要です。例えば、フルショットをしない6〜7割のちから、いわゆる「クォーターショットでフォロースルーを抑える」、或いは「高い球筋を意識しない」「スィング中は膝(ひざ)から下を動かさない」など。いずれも芝が薄い・地面が硬い時に有効です。

また、普段は9番アイアンを手にする距離でも、8番・7番を持って「手前から転がす」心掛けでプレー。もちろん、グリーン周辺もPW・AW・SWは避けて、PT・7I〜9Iを使用することをオススメします。

春先のゴルフのスコアは、アベレージ100前後のゴルファーで平均的に5〜6打は違って(加算されて)きます。ですから、あまり結果にガッカリすることはありません。やっと暖かくなり始めたばかり。ゆっくりスタートしていきましょう。

■ 今日は、榛名山の「霞山カントリー」でコースレッスン。関東地方は「暴風大嵐」・・・だったようですが、ここはただの曇り・無風・雨降らず。同じ関東なのにホント超ラッキーな一日でした。

posted by プロゴルファーKAZU at 23:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | ゴルフコース