2012年04月22日

河川敷の菜の花

春の風物詩といえば「菜の花」。国道16号を大宮から川越方面へ向かう途中、上江橋を渡りきる寸前の荒川土手。その右手に広がる黄色い一面の絨毯(じゅうたん)。そう、この辺りの河川敷ならこの時期毎年のように見られる馴染み深い風景。野暮用で出かけた帰り道。まるで黄色い大波が押し寄せてくるかのようなその風情に、思わず車を停めたのでした。


毎週のように通い、10年以上渡り続けてきた橋。なのに、こんなに美しい風景に気付いたのは今年が初めて。「なぜ今まで気が付かなかったのだろう…。」 もしかしたら、昨年誰かが蒔(ま)いた種が初めて花を咲かせているのだろうか。いいえ、毎年この風景はあったはず。なのに、きっと気づかぬまま通り過ぎて行っていたに違いないのでしょう。

「菜の花」は実は俗名で、正式にはアブラナ、セイヨウアブラナ、カラシナの三種類。聞くところによると荒川河川敷の菜の花の大半は「カラシナ」だというのですが、どうも腑に落ちない。で、「この菜の花は一体どれなんだろう?」という素朴な疑問から早速調査。

詳しい人だと花の大きさや咲き方を見るだけでも大体の見当はつくそうで、セイヨウアブラナは花が大きく、カラシナはセイヨウアブラナより花がひと回り小ぶりだという。でも、この写真の中には比較対象の菜の花がないので、残念ながら不明のまま。

そこで更に調べると、一番ベストなのは葉っぱの付け根と茎の状態を観察することらしい。


ご覧のように、セイヨウアブラナは葉っぱの付け根が茎を抱きかかえるような形をしているのに対し、カラシナはごく普通の葉で茎は抱えない。で、○のある方の写真(左図)は今回撮影した菜の花を拡大したもの。よって、ここ一帯に咲き誇る花は「セイヨウアブラナ」だということで一件落着。荒川河川敷の菜の花はカラシナだけではなかったようです。

ちなみに、よく菜の花畑でモンシロチョウを見かけるのは、幼虫のアオムシがアブラナ科に 含まれる「カラシ油配糖体」というものを好むから、だそうです。(この日も沢山のモンシロチョウを見ました) 

辺り一面広がる黄色い絨毯(じゅうたん)。ヒラヒラとあちこちに舞うモンシロチョウ。こんな美しい風景を肴(さかな)にすれば、春の河川敷のゴルフも格別かもしれません。

posted by プロゴルファーKAZU at 03:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | アセンション