2012年08月14日

ゴルフと甲子園

ロンドンオリンピックの後は「夏の甲子園」。

今は野球場では当たり前のように電光表示されている「スコアーボード」。しかし、私が高校生だった1983年の甲子園球場のスコアボードは、ひとつづつ丁寧な手書き作業でした。石膏(せっこう)で書かれた選手名や数字は雨が降ると溶け出し、まるで選手の滴(したた)り落ちる汗や涙を現しているかのように見えたものです。


また、身の丈を超える巨大なこの鉄板を差し替える作業は全て人の手によるもの。春の選抜大会はまだいいけれども、夏の甲子園となれば40℃を超える灼熱地獄。扇風機さえ備え付けられないような場所で、それはどれだけ大変な作業だったことだろうか...

そんな裏方で支えるの人々の苦労があったからこそ、スコアボードを含めた甲子園球場の威厳がずっと維持され愛され続けているということ、それはデジタル化であらゆるゆモノが便利な時代になった今でも、あの感謝の想いは忘れません。

そうした想いはゴルフでも同じです。早朝から毎日芝を手入れをしてくれるグリーンキーパーさんのおかげで緑美しいゴルフ場でプレーが出来る。また、笑顔で迎えてくれるフロントの人達。美味しく健康的な食事を提供する努力を惜しまないレストランのスタッフ。夕方、仕事を終えた後もディボット跡をひとつひとつ埋めて歩くキャディさんやマスター室の人達...etc。

そう、これらは全てアナログ「人の手と心」。だから、ゴルフ場に支払うお金は単なるプレー代ではなく、彼らへの「感謝金」なんですね。

ちなみに、1983年(昭58)を最後に甲子園球場の手書きスコアボードの歴史に終止符が打たれました。「古き良き昭和の象徴」は、翌1984年から電光スコアボードに替わり今に至っています。

posted by プロゴルファーKAZU at 17:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピリチュアル