2012年11月30日

クラブヘッドのデザイン

最近のゴルフクラブには様々なデザインや模様が施されています。それは従来の飛距離や方向性の追求のみならず、ファッション性まで加味されています。普通は「お洒落に進化したハイセンスなゴルフクラブ」といった感覚で、それ以外はあまり気に留めないものですが、中にはナィスショットを導く「隠されたヒント」を表現しているクラブがあります。

写真はブリヂストン「ツアーステージ VIQ CL Driver 2012 Lady'sモデル」。このドライバーの上部中央には、ターゲット方向を示すような矢印模様に加え、トウ側(先端側)には左下がりのスジ状の模様、同様にヒール側(手前側)には右下がりの模様が描かれています。 

中央の矢印模様は「目標方向を示す」意味を持っていますが、私はまた違うイメージを感じています。例えば、この矢印が単なる模様ではなく、ヘッド内部にセットされている「金属製の矢」で、インパクト時に中から勢いよく飛び出して「ボールの赤道部分を貫通する」とします。また、上下に描かれているスジ状の2線は、共に方向性を良くするため軌道を表すライン(プロライン)で、ヒール側のラインは「バックストローク」、トウ側は「ダウンストローク」の軌道を示すラインと認識します。

しかし、これでは「インサイド」へ引いて「アウトサイドイン」に振り降ろす「8の字軌道」になってしまうと感じるかも知れませんが問題なし。実は、この「8の字」に感じる軌道が球筋を安定させる裏技的なテクニックで、それを暗に伝えているのです。

つまり、「金属製の矢」がセットされたクラブヘッドをヒール側のラインに沿ってインサイドにティクバック。ダウン時にはトウ側のラインに沿ってアウトサイドから振り下ろし、この矢が勢いよく飛び出してインパクト時にボールの赤道部分を貫通、矢の刺さったボールはそのまま真っ直ぐに飛び出していく、というイメージです。

このように、一見突拍子もないような発想でも、常識的な見解や感覚に囚(とら)われないことで、クラブヘッドに描かれた模様やデザインまでもフル活用出来る。想像力を大いに働かせてナィスショット。こんな方法を実践してみるのもゴルフの幅が広がって楽しいかも知れませんね。

【関連記事】
[2012/03/21] パターのロゴマーク

posted by プロゴルファーKAZU at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | アセンション

2012年11月24日

冬場のショット対策

「関東地方の山沿いの紅葉は今が見頃で、朱や黄色に染まる裾模様を眺めながらのゴルフは、この時期ならではの贅沢な味わいです。

日本のゴルフ場の芝生に多く使用されている「高麗芝」もまた、周辺の紅葉と時をほぼ同じくして黄色に色づき始め、来年春の新芽が生える時までゆっくりと枯れていきます。夏の芝が真っ直ぐに成長して伸びているのに対し、枯れ始めた冬の芝は日を追う毎に横に倒れ、やがて芝と土の隙間(厚み)は次第に無く(狭く)なっていきます。

冬場になると夏場よりもミスショットが増えてしまうのは、このライ(地面の状態)の変化が原因の多くを占めています。例えば、夏の芝は「厚手の絨毯(じゅうたん)」。フカフカとした夏場の芝の上ではプレーヤー自身の体重で足元が沈み、ボールは逆に浮いた状態に。つまりティーアップしたと時と同じで、ヘッドのソール部分がボールと芝の隙間に易しく滑り込みます。反面、ダフりやすいともいえるのですが、ボールが楽に上がってくれるのでナイスショットも多く生まれます。

一方、冬の芝を例えるなら「畳」。芝と土の間に隙間がないこの状態はヘッドのソールがボールの下に滑り込みずらく、その硬い地面に跳ね返されてしまいがち。なので、クラブヘッドの入射角が少しずれただけでトップボールのミスをしやすいので「対策」が必要です。

**** 対策 ****
1.) トップオブポジションを控える・・・冬場は気温が低いのでボールが夏場より飛びません。なので、普段より番手を大きくしてトップの位置を控えます。この際、なるべく膝の角度をキープ、両膝が左右に流れないよう心がける。

2.) ボールをよく見る・・・いわゆる「ヘッドアップ」をしない、前傾姿勢を崩さない。オールシーズンの注意点ですが、同じショットでも夏場よりも冬場の方がミスになりがち。特に心がけます。

3.) フィニィッシュを控える・・・冬場の硬いライにヘッドが跳ね返されないようにするには「フィニィッシュを控える(低く抑える)」ことが一番易しくて安全。大きなフォロースルーは必要ありません。一方、インパクトでグリップに力を込めて鋭角にヒットする方法もありますが、ヘッドの使い方やタイミング、或いは体の回転とのバランスなど豊富な練習量が必要なので高難度かも知れません。

以上、トップ、インパクト、フイニィッシュと、3つのポイントを実践することで、多くの冬場のショットに対応が可能となります。ちなみに、冬場のスコアは夏場のように好スコアは出にくいもの。なので、割り切ってプレーに臨むことが大切、あまり比較しないようにしましょう。
【関連記事】
[2012/06/10] 雨の日のゴルフ
posted by プロゴルファーKAZU at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | アセンション