2013年08月29日

身体の左右の役割

ゴルフスィングは、 飛距離アップを目的にしているのか、方向性を良くしたいのかで身体の左右の役割が分かれています。従って、目的の違いによって身体のどこを意識した練習をすべきかを知っていると、より大きな成果が期待できるかもしれません。(以下、右利きの人を対象として)

飛距離アップが目的なら意識するのは身体の右サイド。右腕・右股関節・右脚などです。中でも特に重要なのは身体の捻転です。テイクバックの際、右足、特に膝から下をあまり動かさないよう踏ん張り、更に右股関節に上体が乗るようにしっかりと捻転をさせます。

その際、右股関節は後に押し出して、右胸が目標と正対する(或いは左背中が目標を向く)まで捻転が出来ればベスト。この捻転差が大きければ大きいほど、ダウンスイングからインパクトにかけての捻り戻しのパワーを大きく使えます。ただし、パワーが大きいことはそれだけ筋力疲労も大きいこと。なので、無理な動きは控えて出来る範囲でやっていきましょう。

一方、方向性を良くするのは身体の左サイド。左腕・左股関節・左脚などです。

それらの重要な役割は、ダウンスイングからフォローにかけて体が伸び上がったりつっこんだりしないようにすること。動作のポイントは、左膝のアクションを最小限に左太もも内側から股関節を後に押し出すように受け止めるようにすることです。また、上体が速く開かないように左の背中(左広背筋)でターゲットを感じて(或いは右胸筋を右に向けて)クラブを振り下ろすようにすることなどです。

しかし、これらの動作は難易度が高く筋力の必要性も伴うので、無理をせずに根気よく何度も繰り返し練習し、出来ればコーチングを受けることも大切です。

このように、身体の右サイドと左サイドには、それぞれの役割があるので、今どちらを優先して練習すべきかを決めると良いでしょう。なので「飛距離も方向性も同時に!」なんて焦ったら、どちらも上手くいかないかも知れませんね。

posted by プロゴルファーKAZU at 18:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | アセンション