2013年09月23日

再現性とタイミング

9月23日(月)祝日は秋分の日。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、ひどかった猛暑もようやく収束したかの様に、朝晩は涼しげな秋の気配を感じる昨今です。真夏に張りきり過ぎて少々バテ気味の人も、ちょっと休業中にしていた人もまた一緒に楽しめる季節がやって来ました。

さて、「インパクトはアドレスの再現である」ということを耳にすることがあります。まさにその通りで、インパクト時にアドレスの形を再現できれば、ボールが正確に飛んでいく可能性はぐっと高くなります。しかし、ゴルフスイングはトップオブポジションからクラブをターゲットに向かって円を描きながら振り抜く動作(右利きの人なら反時計回りの軌道)で、上半身も腰も同じように回転しながらインパクト、そしてフォロースルーまで連続した運動が続くので、クラブと身体を動かすタイミングが合っていないと不具合を生じます。

他の球技、例えばテニスや卓球のラケットのようにボールを捉える面(ヘッド)の位置が手元に近ければ、タイミングのとり方は比較的イメージしやすいものかも知れませんが、40インチ前後レングスのゴルフクラブを使っているのですから、上体や腰の回転が先行しすぎ、或いは手元(グリップ)が先行し過ぎて振り遅れる、といった具合にタイミングが狂いやすく、アドレスの形を再現をするというのは甚(はなは)だ困難な訳です。

そこで、この問題点を克服するドリルをご紹介。ご覧のように、ハーフショットの1本足で往復素振りをしてタイミングの取り方をマスターします。

バックストロークでは右足で1本で立ち、そして振り下ろす。この時クラブヘッドは元のアドレスの位置に戻ってくるわけですが、重要なのは左足を地面に着いたと同時にクラブヘッドでボールを打つ(インパクトの)タイミングにすること。大抵の場合、左足が先に地面に着いてから後でクラブが降りてきますが、それではバツ1️。「左足を地面についたと同時に打つ」。やってみると結構難しいので根気よく繰り返し練習をしましょう。

フルスイングでもこのタイミングでインパクトすることが出来れば、即ちそれこそがアドレスの再現。手打ちで下半身をまるで使ってないように感じるかもしれませんがそれでOK。飛距離も方向性も今までと違う好感触を味わえるでしょう。

ちなみに、日本プロ野球界の偉大なホームラン王、王貞治氏。彼がダイエーホークスの監督時代に、まだ新人でスィングとパワー不足に悩む小久保裕紀選手に伝授したのが、このタイミングでボールを捉えるバットコントロールだったそうです。その後、小久保選手が日本プロ野球界を代表するホームランバッターに成長していったのは言うまでもありません。そう、ボールをより遠くへ正確に飛ばすコツは、ゴルフも野球も一緒なのかもしれませんね。
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posted by プロゴルファーKAZU at 22:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | アセンション