2014年01月02日

基本に戻って

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

ここ数年のお正月よりなんとなく穏やかで暖かいお正月に感じがしますが、みなさんはどんなお正月を迎えられたでしょうか? もう初詣には行かれましたか?

私の新年の初詣はいつも高麗神社(埼玉県日高市)。ちょっと前までは「除夜の鐘と同時に!!」なんて気合を入れて大晦日の深夜に出かけたものでしたが、あまりの参拝者の多さをせわしなく感じるようになり、ここ数年は三日すぎに時間を見はからってのんびり出かけています。あまりこだわりがなくなってきたのは「4回目の年男だから!?」なんでしょうか…

さて、新しい年を迎えて色々な意気込みや目標を持っている方も多いと思います。去年達成できなかった不本意な成績に「今年こそは!!」或いは「より飛躍の年に!!」など。しかし「飛距離アップ」「平均スコアのアップ」「ショートゲームの強化」「パッティングストロークの減少」などなど課題は目白押し。一年後、「結局は去年と変わりなしか…」なんてがっかりしないように、しっかり練習して達成させたいものです。

アマチュアのみなさんの場合は、プロのように毎日練習出来る筈もなく、限られた時間の中で「いかに効率良く練習していくか」ということが求められます。その中には先述のような課題について「技術の探求」をしていくのも大切ですが、それだけでは偏った内容になりがち。そこで一旦、基本的な練習方法に戻り、その内容を見直してみるのも良い方向に進む一つの道筋かも知れません。

1.アップの実行 (練習前)
素振りを2、3回しただけでいきなりフルショット。比較的によく見られる光景ですが絶対に避けたいところ。しっかりストレッチングなど準備体操をした上で、それから素振りを最低20回以上(体がほぐれるまで)やりましょう。

2.アップの実行 (練習開始時)
PWや9Iなどのショートアイアンから軽めに練習開始する。いきなり1Wを振り回すなんてもっての外。他のスポーツ、例えば野球ならキャッチボールもしないで、いきなり「おもいっきり」投げたらどうでしょう。肩や関節などを痛めやすいばかりか、コントロールもスピードも出るはずありません。ゴルフも同じで、いきなり「ナイスショット」はプロでも不可能です。やはり最初の20〜30球はアップ練習。ボールの飛び方やスィングを気にする必要は一切なし。感触を確かめながら、身体や心をリラックスさせていくのが目的です。

3.練習球の数 
「身体作り」という意味では、球数を増やしてひたすら300球、400球とアスリート的な練習をすることが必要な時期もありますが、一般的な練習としてはお勧めできません。また「たまにしか練習できないから…」と言って、久しぶりの練習にもかかわらず何時間も打ち続けるのもご法度。身体を痛めます。普段から練習する機会の多い人でも球数は150〜200球がベスト(アプローチを含む・パター練習は含まず)。時間にすると1.5〜2時間で、それ以上はオーバーワークになります。1球1球集中して効率よく練習できるのはここまで。「もうちょっとやりたいなぁ…」という腹八分目の方が、次回に気持ちも繋がって効果的です。

4.練習日数
毎日練習場に通ったりコースに行くことが出来ればいいのですが、ごく少数派に限られてしまいます。しかし「出来る限り定期的に」「短時間でもボールに触れる」日を増やす、という点では同じ。個人差は当然ありますが、週に2日以上は努力してゴルフクラブに触れる時間を作りたいところ(素振りやイメージ作りでもOK)。そして、習慣的に「ゴルフ(練習)がしたい!」って思えるようになれたら最高。ただし「練習しなければ…」といった義務感で練習時間を無理矢理に作るのでは逆効果に成りかねないので要注意です。

5.クールダウン
前傾姿勢を保ち、一定方向へのスィングを続けるゴルフ練習は、自ら感じている以上に身体に負荷がかかって疲労が蓄積されています。練習終了時にはクールダウンの為のストレッチング(上体反らし・前屈・肩首回しなど)を十分おこなって身体をほぐしましょう。

以上、これらはゴルフ練習全体のほんの一部であって当たり前のことなのかも知れません。しかし、その当たり前のことがなかなか実践出来ないのもまた事実。そう、ゴルフがスポーツである以上、アップに始まってクールダウンで終える。また、ボールを打つ際には徐々にギアを上げて緩急メリハリをつける。そうした「習慣的に基本に戻って当たり前の練習すること」こそが安定したスコアに繋がっていくのだろうと思います。


posted by プロゴルファーKAZU at 11:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | アセンション