2017年07月22日

子供に学ぶ・前向きな心

私の所属する練習場では、去年の10月からジュニアスクールを開講しました。初めは1人だった生徒も最近は15名を越え、ようやくスクールらしくなってきました。とりあえずは「ホッ」としています。σ(^_^;)

下は4歳から上な中学3年まで年代は幅広く在籍してます。当初は「小学高学年や中学生は問題ないけど、4〜6歳児は一体どう指導していいか未知数」で、ゴルフスィングがどうこう、というより、兎に角、「怪我しなように」だったり、「飽きさせずに続けるように」することだったりに精一杯でした。

ところが、やってみると、案外余計な心配しすぎだったと気付きました。それは、たとえ小さな子供でも、実はこちらがびっくりする程とても理解力が高くひたむきでハイレベルである、ということに。

子供ってよく「なんで?どうして?」って言いますね。普通なら大人の目線や都合で、「こうすればいいの!」なんて、抑えつけて手っ取り早い説明をしたりして… それが案外ダメなんです。

例えば「グリップ」。

「なんでこう持つの?」

子供は聞きます。

まさかな… と、思いつつ試しにこう説明してみました。

(実際にボールとクラブの動きを見せながら…)
「ボールが高く上がって飛ぶって、クラブ(ヘッド)を右から左にこう回すんだ。そうすると、ボールがこう(バックスピンで)回りながら上に飛ぶんだ。で、そうするにはこう持つとやりやすくない?」

すると、

「ホントだ、わかった!」

本当にわかったのかなぁ、こんな難しいこと…なんて思って見てると、それが一生懸命、今聞いた事をやろうとしてるんです。ひとつひとつ順を追ってひたむきに。そして、たまに上手く出来るんです、2割ほどですが。

感動です。理解してるんです。

なんだか、子供はミニパソコンみたい。ソフトウェア次第で高い能力を発揮出来る。だから、もっと大切な前向きなハートも同時に植え付ける。

「勉強もそうだけど、ゴルフも簡単じゃないんだ。だから沢山失敗してもいいんだょ。沢山失敗しても、10回やれば1回か2回は成功するから。」

「え〜っ⁈、じゃ8回失敗していいの?」

「そう!8回失敗していいの。」

で、こうなります。

「先生8回失敗していい、って言ったけど、ボク、4回成功したよ!」

「凄〜い、天才じゃん!」

合格ラインを下げてあげると、小さな成功が大きな自信になる。そう、いつか彼らが大人になった時、私と出会えて良かった、と思ってくれたら嬉しいですね。



posted by プロゴルファーKAZU at 15:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ジュニア