2012年11月24日

冬場のショット対策

「関東地方の山沿いの紅葉は今が見頃で、朱や黄色に染まる裾模様を眺めながらのゴルフは、この時期ならではの贅沢な味わいです。

日本のゴルフ場の芝生に多く使用されている「高麗芝」もまた、周辺の紅葉と時をほぼ同じくして黄色に色づき始め、来年春の新芽が生える時までゆっくりと枯れていきます。夏の芝が真っ直ぐに成長して伸びているのに対し、枯れ始めた冬の芝は日を追う毎に横に倒れ、やがて芝と土の隙間(厚み)は次第に無く(狭く)なっていきます。

冬場になると夏場よりもミスショットが増えてしまうのは、このライ(地面の状態)の変化が原因の多くを占めています。例えば、夏の芝は「厚手の絨毯(じゅうたん)」。フカフカとした夏場の芝の上ではプレーヤー自身の体重で足元が沈み、ボールは逆に浮いた状態に。つまりティーアップしたと時と同じで、ヘッドのソール部分がボールと芝の隙間に易しく滑り込みます。反面、ダフりやすいともいえるのですが、ボールが楽に上がってくれるのでナイスショットも多く生まれます。

一方、冬の芝を例えるなら「畳」。芝と土の間に隙間がないこの状態はヘッドのソールがボールの下に滑り込みずらく、その硬い地面に跳ね返されてしまいがち。なので、クラブヘッドの入射角が少しずれただけでトップボールのミスをしやすいので「対策」が必要です。

**** 対策 ****
1.) トップオブポジションを控える・・・冬場は気温が低いのでボールが夏場より飛びません。なので、普段より番手を大きくしてトップの位置を控えます。この際、なるべく膝の角度をキープ、両膝が左右に流れないよう心がける。

2.) ボールをよく見る・・・いわゆる「ヘッドアップ」をしない、前傾姿勢を崩さない。オールシーズンの注意点ですが、同じショットでも夏場よりも冬場の方がミスになりがち。特に心がけます。

3.) フィニィッシュを控える・・・冬場の硬いライにヘッドが跳ね返されないようにするには「フィニィッシュを控える(低く抑える)」ことが一番易しくて安全。大きなフォロースルーは必要ありません。一方、インパクトでグリップに力を込めて鋭角にヒットする方法もありますが、ヘッドの使い方やタイミング、或いは体の回転とのバランスなど豊富な練習量が必要なので高難度かも知れません。

以上、トップ、インパクト、フイニィッシュと、3つのポイントを実践することで、多くの冬場のショットに対応が可能となります。ちなみに、冬場のスコアは夏場のように好スコアは出にくいもの。なので、割り切ってプレーに臨むことが大切、あまり比較しないようにしましょう。
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posted by プロゴルファーKAZU at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | アセンション
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