2012年12月19日

アイアンの進化

ドライバーの目まぐるしい進化に負けず劣らず、アイアンも飛躍的な進化を遂げています。ヘッド素材的には(軟鉄やステンレス合金など)昔との差はあまり見られませんが、各メーカーの企業努力により導入した最新テクノロジーによるコンピューター解析&設計で、操作性がより易しく、そしてボールはより高く遠くへ飛ばせるよう開発された製品が続々と登場しています。

ボールが高く上げられるようになったということは、必然的にロフト角を立てる(小さくする)ことが可能になります。これがアイアンの飛距離を大きく伸ばした最大の要因(ストロング・ロフト)。更に、シャフトの軽量化でクラブの長さが0.5インチから1インチ程長くなったことも助太刀(すけだち)しています。(1インチ=約2.5cm)

たった0.5〜1インチだけシャフトが長くなったとしてもスィングプレーンはフラット(横回転)に変化します。なので、身体の動きも横回転するのが自然。ツアープロのスィングがまるでコマのように「クルッ、と」回転して見えたり、ティクバックでクラブヘッドを開いたり(上向き)、フォローで閉じたり(下向き)するのは、最新アイアンを上手に使いこなすためのメソッドだと言えるでしょう。

一方、昔のクラブはシャフトが短く、ロフト角も現在のクラブよりも大きくフェイス面は上向き。従って、スィングプレーンも現在よりアップライト(縦回転)の方が自然で、ティクバックではクラブヘッドを「真っ直ぐ」、インパクト以降のフォローも「真っ直ぐ」出すスィングイメージが一般的なメソッドだったのです。

こうして、最新テクノロジーによる「飛距離・方向性・易しさ」を兼ね備えた現代のゴルフクラブは今後も進化をし続け、あらゆるゴルファー達の期待に応えていくことでしょう。しかし、高性能を持つゴルフクラブに依存し過ぎないよう節度が必要です。なぜなら、自分自身の実力を磨く努力を日々続けていくことが優先されるべきだからです。

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posted by プロゴルファーKAZU at 18:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | アセンション
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