2017年08月02日

温故知新

私が学んできたゴルフスイング理論は、全て考え方や方法が異なる理論でした。しかし、その異なった理論から学び、私が今に辿り(たど)りつけたのは、何よりこれまで指導して頂いたプロの大先輩の方々のおかげでした。

「温故知新」

古きをたずねて新しきを知る。「昔のことを研究して、新しい知識や道理を見つけだす」という意味で現代もよく知られた中国から伝わる言葉ですが、実は「どうすれば、古いことから新しいことを知ることが出来るのか」という、この言葉の本当の意味を知ることがとても大切だと思うのです。

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、以て師となるべし。(為政第二より)

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■ 現代語訳
自分が以前に習ったことや昔のことをしっかりと習熟して、新しいことを知ることができるならば、師(先生)となることができる。

「以て師となるべし」

最後に、この言葉があるのです。

160721elementary-school-report-card05.jpg何かを教えようと思うとき、あなたはそのことにかなり慣れて習熟しているはず。でも、実は教えるということは大変難しいのです。例えば簡単な掛け算、7×5=35ということを教えようとしたとき、「7×5=35になる」と教えたらすぐに理解できる人ならいいのですが、もし「×(かける)ってどういう意味?」とか「数字って何?」なんて質問された場合、その質問に適切に答えることができるでしょうか。そう言われると、ちょっと自信が無くなるのではないでしょうか。

ゴルフでもそうです。もし「グリップって何?」「どうしてこう持つの?」とか、「ゴルフクラブって、どうしてこんな形をしているの?」と聞かれたら、適切に答えることはとても難しいのではないでしょうか。

このように、何かを教えるためには、その何かに付随する色々なことに習熟していないとならないのです。そうしないと、誰かに何かを教える・伝えることはできません。つまり「温故知新」の本当の意味とは「故きをたずねて新しきを知る」ではなくて、「故きを(大切に)温めて新しきを知る」なのです。誰かに何かを教えることができるくらいにしっかりとそのことを研究し習熟したならば、そこできっと新しいことを知ることが出来るはず、先人達はそう伝えたかったのかも知れません。


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2016年01月25日

スィング・ドリル

今、圧倒的な実力を発揮しているジョーダン・スピース選手とイ・ボミ選手。もし、彼らのようなスィングを目指したい方におススメのドリルがあります。彼らのスィングは、クラブの遠心力に体が後から回されるクラブヘッド先行型で、いわゆる「ベタ足打法」とも言われているスィング。とてもシンプルで無駄な動きが少ないのが特徴です。今回は、その体の使い方について簡単なドリルをご紹介します。

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先ずは、ジャケット或いはジャンパーを準備します。あとは、次の@〜Cを順番に従って実践してみましょう。

@ 上着の裏地を正面に向けて、襟を掴みます。
A 頭を動かさないように、右の肩に掛けます。
B Aの形で背中を向けたまま、上着を正面に戻します。
C 最後は上着を左肩に掛けながら、右足かかとを上げてフィニッシュ。右ひじで志村けんの「アィーン!!」でキメポーズ。

最初はゆっくり、ひとつづつ確認しながらやってみます。慣れてきたら流れるように出来ると、よりGoodです。また、大切なポイントは「順番」です。

ちなみに、腰や体を先にターンさせてフォローで腕やクラブを伸ばす、いわゆる「ボディーターン・スィング」とは別タイプの方法です。混同しないように気を付けましょう。


posted by プロゴルファーKAZU at 22:06 | Comment(3) | TrackBack(0) | アセンション