2012年06月17日

番手別の好不調

コースに行ったらどのクラブも満遍なく「絶好調!!」とプレーしたいものですが、どちらかと言えば「どのクラブも絶不調…」なんて日の方が多いのかも知れません。でも、ドライバーが絶好調なのに、ショートアイアンやアプローチパターが不調、あるいはショートアイアンやアプローチ・パターが絶好調なのに、ドライバーが絶不調。なんてことは多くの人が経験している事と思います。

このような「番手別の好不調」、つまりどちらか一方に調子の善し悪しが偏った場合、どちらかといえば、スィングやクラブの使い方に問題がある、というよりも、それ以外の事が原因している可能性があります。

まず、最初にチェックすべきはアドレス。膝が伸びすぎていないか、あるいは曲げ過ぎていないか。それによって前傾姿勢の角度(前後の体重バランス等)が変わります。

前傾姿勢のバランスをチェックしたら、次は左右の体重配分。右に傾きすぎていないか、あるいは左に傾きすぎていないかをチェック。

ドライバーが好調だった場合は、軸(背骨)が比較的右寄りや踵(かかと)寄りに、また、ショートゲームの好調な時は、軸が比較的左寄りや爪先寄りのバランスでポジションがとれている傾向があります。

その辺りに意識を集中させ、自分のアドレスを鏡やガラス・影などで観察してみましょう。きっと、何か気が付く事があるはず。単純なアドレスのバランス・チェックですが、以外に欠点を悟(さと)してくれます。

出来れば、不調の時だけチェックするのではなく、いつも練習の一部として取り入れるのが吉。「番手別の好不調」を減少させるには、継続したバランス・チェックを習慣化させ、日頃から身体の軸の位置を意識し、感じとっておくことが大切です。

posted by プロゴルファーKAZU at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | テクニカル

2012年06月01日

iPhoneドリル

5月21日の金環日食の日から、長く慣れ親しんでいた携帯電話をiPhoneに。特別な理由があった訳ではないのですが、「思いたったが吉日」で即行動(この日は仏滅でしたが…)。ついでに家族全員まで同調して、auからソフトバンクのiPhoneへ「家族割」で乗り換えたのでした。(auさんゴメンなさい…)
使ってみると本当に驚くことばかり。指先をマウスの代わりに操作するだけで、まるで「携帯パソコン」。いつでもどこでもインターネットが使えて情報を得ることが出来る。

さらに「アプリ」というダウンロードツール(簡易ソフト)が山ほどあって、しかも無料ソフトが多数。有料でも数百円で手に入り、「こんなアプリがあれば…」なんて思うものは必ずある。一体、この数年間で時代はどれほど進化を遂げていたのか、それこそ自分が「浦島太郎」になってしまっていたような感覚に陥ったこの数日間でした。

ところで、このiPhoneやスマートフォン。実はゴルフの練習ドリルとして活用出来ます。(以下、右利きの人を対象として)

@ iPhoneやスマートフォンを、普通に画面を見ながら右手で身体の正面で持つ。
A 画面を常に自分に向けながらテイクバック。
B 画面でボールをヒットするようにダウン。
C フォローでは、再度画面が自分を向くようにして、そのままフィニッシュ。  以上

※左手は右手と相対するように添えておけばOK。

空手や合気道など武道経験者の方はお気づきかもしれませんが、これは腕の内外旋運動とリストを柔らかく使う動きで、それを自然にゴルフで活用するドリル。実際にはクラブヘッドの「開閉」、いわゆる「ヘッドローテーション」や「クラブローテーション」といった動作に繋げるドリルです。

このドリルは「飛距離が出ない」「弾道が低い」「ボールが止まらない」といった人に最適。実際のクラブの動きに活用できれば、高弾道でしっかりとスピンが効いてグリーンに「ピタッ」とボールが良く止まるようになります。

直感的には「こんな動きでどこに飛んで行くか分からないょ…」という気がするかもしれませんが、モノは試し。遊び心でチャレンジしてみて下さい。きっと今までにない打感を味わうことが出来るはず。勇気と根気が必要ですが、とても価値のある練習ドリルです。また、始めはショートアイアンで練習する方が感覚を早めに掴めるかもしれません。

ただし、グースネックアイアン(*1)の使用者や、インパクトゾーンを出来る限り「真っ直ぐ」をモットーにされている方には、ドリルとしては合わない可能性があります。その場合は、軽く心に留めておく程度で良いでしょう。

一方、ストレートネック・アイアンの使用者で「不安定な球筋」をいつも感じている方には最適。積極的に練習してみることをお薦めします。

グースネックアイアン(*1) ---- ゴルフで、クラブのソケット(根元)部分が、がちょうの首のように曲がっているアイアン。「オフセット」ともいう。また、ソケット部分がまっすぐなものを「ストレートネック」という。その度合いは「FP値」という数値でも表される。

posted by プロゴルファーKAZU at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | テクニカル