2012年04月08日

ニアレストポイントVol.2

ゴルフ場では「サブグリーンはプレー禁止区域、としてボールが乗った場合にはニアレストポイントにドロップする」という項目をローカルルールに規定しています(プロトーナメント等例外を除く)。なので、サブグリーンからの「ニアレストポイント」も正確に知っておきたいところです。(下図参照)


 
この図のサブグリーンにボールがあった場合のニアレストポイント、つまり、「ボールが止まっている所から、クラブを振るためにスタンスが取れる、ホール(ピン)に近づかない、最も近い場所」として考えられるのは、A・B・C の3ヵ所。

一見、Aにドロップしてしまいたくなりますが、最もボールの移動距離が短いのはB。これが正解。残念ながらホールからの距離は一番遠くなってしまいますが、これを誤ってしまうと「誤所からのプレー」で2打の罰を受けることになります。

これから本格的にゴルフシーズン到来、ということでコンペやクラブ競技に出場する機会が多くなることでしょう。なのに、クレームや罰打を受けてしまったら、せっかくの楽しいゴルフも台無し。なので、日頃から「正確なニアレストポイントにドロップ」するプレーを心がけ、プレーヤー同士で声を掛け合っていくことが大切です。

ちなみに「ニアレストポイント」を決定する際には、同伴競技者に「ここでよろしいでしょうか?」と確認するのが紳士・淑女的。もし、A地点やC地点にドロップしようとしていたら「そこはニアレストポイントではありませんョ」と言ってあげましょう。これは決して「意地悪」ではありません。そう、ルールに沿ってお互い気持ち良くプレーを進行することがゴルフの精神ですから。

posted by プロゴルファーKAZU at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ルール・マナー

2012年04月07日

ニアレストポイント

次のショットを打つボールが、サブグリーンやカート道路、排水溝などにあった場合、救済処置として「ニアレストポイント」へドロップすることができます。

「ニアレストポイント」を【JGAゴルフ規則2012】で参照してみると、

■ 救済のニヤレストポイント(Nearest Point of Relief)
「救済のニアレストポイント」とは、次の条件を満たす所で球の止まっている箇所に最も近いコース上の1点である。
( i)ホールに近づかず、しかも
(ii)そこに球を置けば、ストロークをする時に救済を受けようとしている状態による障害がなくなる所。この場合のストロークとは、プレーヤーがもしその状態がなかったら初めの球の位置でストロークしていたはずのストロークことをいう。
注: 救済のニアレストポイントを正確に決めるためには、次ストロークのためにアドレスポジションやプレーの方向やスィングをいろいろと試みる際、救済を求めているその物や状態がそこになかったら使っていたはずのクラブを、プレーヤーは使うべきである。

と、記述されています。といってもなんだか難しいですね。

わかりやすく言うと、「ボールが止まっている所から、クラブを振るためにスタンスが取れる、ホール(ピン)に近づかない、最も近い場所」ということ。また、ニアレストポイントを決める際、距離を測るために使うクラブは、例えば「カート道路が無かったら使っていたであろうクラブ」で測定しましょう、ということです。(下図参照)


A地点もB地点もホールからは同距離ですが、カート道路上にあった場所から、クラブを振るためにスタンスが取れる、最も近い場所はAの方。Bならバンカー越えにもならずに花道から攻められますので有利ですが、残念ながら×です。勿論、これは救済処置なので、最初にあったカート道路上からそのまま打っても構いません。(クラブに傷がつくかも・・・)

ちなみに「カート道路の中央から右にあった場合は右側へ、左にあった場合は左側へドロップ」というルールになっていた頃もありましたが、現在は「ニアレストポイント」にドロップ、という規則になっています。間違えないようにしましょう。

posted by プロゴルファーKAZU at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ルール・マナー